ダイエットのこれからの目標
そして、必ずその根っこにあるのが恐怖心だ。
私たちはたいてい、怒りと同じくこの恐怖心を心の底のほうに押し込んでしまう。
その対策はちょうど恐怖心のために沈黙してしまうときと同じように恐怖心を自覚してその原因を突きとめることだ。
恐怖心について深く考えてみよう。
自分が怒っていると知られたら、いやがらせをされる心配がある、友人に悪口を言うかもしれない、昇進や昇給のじゃまをされるかもしれないし、仕事をクビになるかもしれない。
ごく身近な人間が相手なら、絶交されるかもしれない。
どの場合も心おだやかではいられない。
しかし、心の奥底ではわかっているはずだ。
心から自分を大切に思ってくれている人なら、もし自分が怒りを表してもその愛が去っていくことはないと。
だが、そうした相手にさえ、自分の怒りで彼らが反発するかもしれないと心配になるのが、いい人なのだ。
それ以上に、恐怖心を表現することや、恐怖心を認めることを恐れているかもしれない。
しかし、自分の恐怖のもととなっている原因を突き、怒りが生じてしまう前に、それについてきちんと話す勇気があれば、きっと次のような成果を怒りや恐怖心を自分の中に抑え込んだり、相手に恐れを隠して、ただ怒っているとだけしか伝えないでいると、自分にも相手にも不誠実でいることになる。
一方、自分の恐怖心と怒りの両方を認めるなら、充分に誠実で、充分に今を生きていて、充分に自分らしく生きるあなたがいる。
さらに、道徳的、精神的な資質が備わると人格ができてくる。
自分らしく感じ、行動できるようになるからだ。
恐れを打ち明けた自分とその行為に満足する。
不誠実に恐怖心や怒りを隠していれば、いい人でいたい人は罪悪感をもつ。
しかも、その罪悪感が転じて自分への怒りなり、困惑し、おそらくは抑うつ状態になるだろう。
一方、恐怖心と怒りのどちらも表現すれば、その誠実さのおかげで生き生きとし、人格の成長に伴って心が豊かになる。
楽に怒りを表せるようになる。
恐怖心について自分から弱みをさらけ出して話すほうが、優位に立つよりずっといい。
徹慢に怒りをぶちまければ、相手の自己防衛心によって復讐されるかもしれないが、謙虚で素直に話せば同情を得られる可能性もある。
そのうえ、より効果的に、より楽に、怒りを表現できるようになる。
私が腹を立てているって、あなたに話すのがじつは不安なんだ。
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